明治座に行ってきたよ
演歌がしっくりくる年齢になってしまった
ここ1、2年のことですが、明治座で演歌歌手の公演があったら行ってみたいと思うようになりました。
折角日本に生まれたのに食わず嫌いは勿体ないですよね。
アクセスがいいとか、お弁当タイムがあって飲食できるとか、明治座に惹かれた点は沢山ありますが、座ったまま歌が聴けることに安堵感を感じる今日この頃です。
明治座は新宿線の浜町駅から地上に出てすぐ目の前なのですが、今日は日比谷線人形町駅から行きました。
A1出口から地上に出て左を向くと、すぐそこに甘酒横丁の交差点がありますので、通りに入ってください。
既視感があるなと思ったら、ドラマ「孤独のグルメ」で五郎さんがこの通りを歩いていましたね。清潔感のあるおっとりした雰囲気が和みますよ。
お茶屋さんの店先にあるのは、おそらくチョコソフトではなく、ほうじ茶ソフトと思われます。
がんもが好きな私にはたまりません。観劇後に買って夕ご飯に食べよう。
おべんとうを調達していくのもいいですね。
ドラマで五郎さんが立ち寄った三味線屋さんもあった。
甘酒横丁を通り抜けると、すぐそこが明治座です。
氷川きよしさんの特別公演です。1部がお芝居で、2部が歌のショーです。ほっかむりでも男前。
もちろん私はひとりで参戦。だってズンドコ節のサビしか知らないし。いいのかな・・・
きよ様パネルの横で記念撮影するもよし。気付いたらシャッター押しマシーンになっていました。私はぼっちでモブ顔なので、こういうのよく頼まれます。
明治座の売店は小分けにできるお漬物とか和菓子が売っているのが「分かってる」感あります。おともだちやご近所さんに配るんだよね。ここでペンライトなど買えますので、初心者も安心。
私は3階席で観劇しましたが、急な階段を私の母くらいのレディーたちが昇り降りしていた点はちょっと気になりましたね。
冷房は暑すぎず寒すぎずちょうどよかったです。(3階だからかもしれないけど、これ大事!)1階席ですと、きよ様が客席を通り抜ける演出がありますし、トーク中にきよ様がお客様と目を合わせるようにお話しされていて、死者が出ないかドキドキしましたけど、大丈夫でしたよ。
一部のお芝居が終わると40分間の休憩がありますので、お弁当を食べるもよし、食堂(予約制)に行くもよし、ビールも飲めます。
スタンプラリーがありましたので、半券を見せて押していただきました。
きよシート何枚買ったら貯まるんだろう・・・と思ったのですが、ぼっちで挙動不審の私を見てお隣に座った方が「初心者ですか?」と声を掛けて下さり、伺ったところ大半のお客様が1公演何回も観ているので、笑うタイミングや拍手のタイミングを心得ているとのこと。ぼうっとしていた私はビギナーと分かるそうな。
とはいえ、初心者が居心地の悪い思いをすることもなく、歌のパートも1曲目からぐっと引き込まれましたよ!楽しかったと伝えたところ、お隣さんも喜んで下さいました。
その心はおそらく母性ですね。息子が頑張ってお客さんが喜ぶと私も嬉しい的な。
だって私もきよしを見ていて腹を痛めて産んだ息子ってこんな感じかなって思いましたもん。彼は神が遣わした天使だ。なにせ、歌のパワーがエネルギーとなって心に染み渡りますからね。
CD買おう
帰りも余韻を楽しみながら甘酒横丁を通って帰りました。
遊歩道を散歩するもよし、美味しいものを食べるもよし。いい感じの酒屋さんもありました。
今度は人形町で休日を過ごしてみよう。