東京の東側が好き

東京の東側な日々ときどき都心

曲げわっぱが欲しい

エアコンを止めると暑い、でも、つけると寒い。

そんなジレンマに悩むこと数週間。ついに風邪を引きまして、1週間咳が止まりません。タチの悪い風邪だ。

これまで大きな病気をしたことがなく、風邪は一晩で治る程度でしたので、かかりつけの医者という存在がいないのですが、こういう時誰に相談すればいいのか分からず困りますよね。

日本の医療制度が色々限界に来ているみたいで、「風邪くらいで病院に来るな。薬局で風邪薬を買え。」という圧を感じる昨今ですが、今週もこのままなら絶対医者にかかろう……

 

そんな訳で、どこにも行けなかったので、少し前の話を。

有楽町の「東京交通会館」に行きました。

JR有楽町の駅前の、「三省堂書店」が入っているビルといえばよろしいでしょうか。

その1Fの「秋田ふるさと館」に用事がありました。

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秋田の他にも物産館が集まっていて、それだけで1日潰せるような気がします。

奇しくも週末、秋田や岩手にに豪雨が降っており、気がかりなところ。

人的被害が出ないのが一番ですが、お米に被害が出るとそれに携わる方達の生活再建も厳しくなりますね。

何の助けにもならないかもしれませんが、私も秋田のものを食べて応援しますよ。

 

この日私は曲げわっぱを見に来ました。

最近サボり気味ですが、弁当作りは結構好きです。

入れ物にもこだわりが出てきて、ついに弁当箱界の横綱曲げわっぱに興味を持ってしまった。

曲げわっぱといえば、私の中で強烈なイメージがあります。

昔テレビで先祖代々山に生きる男性のドキュメントを放映しておりまして、山仕事の際のお弁当が、白米だけぎっしり詰まった曲げわっぱだったのです。

それだけでもインパクト大だったのですが、何とその方は曲げわっぱの蓋に、持参した味噌と、綺麗な沢の水と、焚き火で焼いた石をぶち込んで即席の味噌汁を作っておりました。

その時から私の中に「曲げわっぱスゲエエエ」「まずそうだけどやってみたい」という印象が刻まれたのです。

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なにこれゼロがひとつ多くない?

この日見た曲げわっぱは、とても軽くて良い香りがして、最高のお弁当箱に違いありませんでした。

しかし、焼けた石をブチ込むにはちょっと繊細に見えたのと、一万円超の弁当箱に焼けた石をブチ込む勇気が出なかったのと、そもそもそんな使い方しないことを思い出して日和ってしまい、結局お買い上げには至りませんでした。

味噌汁の作れる曲げわっぱはどこに行けば手に入るのか。曲げわっぱ味噌汁を飲んでいる山男さんは21世紀の今も日本のどこかにいらっしゃるのか。

私の中でロマンは続く・・・

 

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ちなみに、この日の収穫はこちらで購入した「もち麦」とおまけで頂いたグラノーラでした。麦ご飯、大好き。